田舎でオール公立でも最高の教育を目指す

地方で子育てをする医学博士夫婦の教育論

型にはまった「いい子」にしない

私は数年前に大学院で基礎研究をしていた時、国立大学医学部の学生に基礎医学を教えるお手伝いをしていました。

そこで学生たちと接していて気付いたことがあるのですが、彼らは優秀ではあるけれども必ずしも素直でまっすぐな子たちではなかったように思います。

むしろ癖のある学生が多かったように思います。

今思い返すと私の学生時代も、癖のある人が多かったですね。。。笑

先日、医学部の准教授の先生と雑談していたら自分の生い立ちの話になり、その先生は小学校の時からかなりの問題児だったそうです。

先生の言うことは全くきかず、勉強も「教えてもらわなくてもできるから」という理由で授業も全く聞いていなかったそうです。

半分は冗談だと思いますが。。。

私の夫も、小さい頃から勉強ができたそうですが、教室では窓の外ばかり見ていてよく注意されたそうです。

2人とも、今では立派な医師になり、人の役に立つ仕事を毎日こなし、日々研鑽を積んでいるわけですが、

やっぱり大人になった今でもどこか変というか、癖のある人間だと私は思います。

あ、ちなみに私は割といい子でした。笑

正直勉強はできたし、授業を半分くらいしか聞いていなくても内容は理解できたけれど、先生が一生懸命授業をして下さるのに窓の外を見るなんて失礼なこと、かわいそうでできませんでしたから。


しかしおそらく、将来成功するのに、型にはまった真面目でいい子である必要は全くないのだと思います。

特に、女子よりも男子にこれが当てはまるケースが多いのではないでしょうか。

型にはめてしまうと、大きく飛躍するエネルギーを奪ってしまうのではないかと私は考えています。

ただ、じゃあいい子じゃなくても真面目じゃなくても放置していていいのかというと、そうではないと思います。

勉強はできる!

これは必須条件です。

不真面目で、言うことをきかなくて勉強もできないのはただの落ちこぼれですよね。笑

勉強ができるということは、一見悪ガキでも内に秘めた向上心があるということです。

そして口ではやる気のないような事を言っていたとしても負けず嫌いな証拠です。

勉強ができる子は頭の回転がいいので、大人の話の中に見え隠れするちょっとした矛盾や大人の都合にすぐ気がついてしまう。

そういう痛いところをいちいち指摘してくるので、頭のいい子は大人にとっては全く可愛くない存在になりがちです。

おそらく、親にとって扱いにくい存在であるならば、それ以上に学校の先生にとっても扱いにくい生徒であるはず。。。

そんな子供を認めてあげられるのは、やはり親だけだと私は思います。

そう、もう一つの条件は、親の愛を伝え続けること。

これは、優しさと厳しさの両方が必要だと思います。

周りの大人にどんな評価をされようと、親だけは子供を信じてじぃーっと待ってあげる。

越えてはいけないガードレールのようなラインを設定して、その範囲で見守る。

聞いていないように見えても伝え続ける。少しでも心に響いてくれていると信じて伝え続ける。


育てやすい「いい子」じゃなくていいから、(親は辛いけど)

自分で自分の人生を切り開いていける、生き抜くエネルギーに満ちたタフな子供に育って欲しいと願っています。


子育てに迷う時、私が何度も読み返している本です。↓

男の子がやる気になる子育て

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女の子が幸せになる子育て

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