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地方で子育てをする医学博士夫婦の教育論

中学受験をしなければ、中学受験の問題は解けなくても良いのか?

地方で育った私。

そして地方で子育てしている私にとって、どうしても答えの出ない問題があります。

それは、

中学受験をしなければ、中学受験の問題は解けなくても良いのか?

言葉を変えれば、

中学受験をしない組にとって、中学受験の難解な問題を解けるようになることにメリットはあるのか?

という事。。。

中学受験をしなくても結果的に東大に入る子も国立医学部に入る子もたくさんいるのだから、やる必要がないならわざわざやることは無い。

という考え方もあるし、

頭が柔らかくてなんでも吸収できる時期に、思考力を養うことで、たとえ受験をしなくてもその後の学習と将来の大学受験にメリットがある。

という考え方もあると思います。

これは、非常に悩ましい問題です。

田舎には中学受験専門の塾はありませんが、中学受験用の問題集などは簡単に手に入りますよね。(塾のテキストではなく市販のものですが)

そういったものを家庭でできる範囲でやってみることは果たして有効なのかな?と。

私の現段階での考えは、

受験をするわけではないのだから、そういった問題をスラスラ解けるようになるまで訓練する必要はないけれど、「考えれば解ける」くらいにはしておきたい。

という事です。

そのために、うちではこれを使っています。

スーパーエリート問題集 算数 小学2年[新装版] (中学受験を目指す)

スーパーエリート問題集 算数 小学2年[新装版] (中学受験を目指す)

トップクラス問題集 国語 小学3年

トップクラス問題集 国語 小学3年

これらは、勉強ではなくてゲーム(ご褒美)、または親子のコミュニケーションという位置づけです。

それなりに難しいので、子供1人でやらせるのはつらいと思います。

特に、算数の方は1年分遅らせてやってちょうどいい感じです。

算数の方は本体よりも付録で付いてくる問題集がレベルが高くて面白い問題が多く、秀逸だなぁと感じます。

(あくまで中学受験未経験者の感想に過ぎませんが。)

国語は、物語だけではなく説明文などの読解力を問われるものが含まれていて、読ませる文章自体がやや難しめになっています。

しかし、どちらも決して解けないレベルではありません。

どちらの問題集も、標準レベル、ハイレベル、トップレベルの3段階に分かれていますが、トップレベルを中心に活用しています。

本来の使い方とは違うかもしれませんが、うちでは親子で話し合い、一緒に考え、相談しながら解いています。

全部解こうと欲張らず、週末に1、2問だけ取り組みます。

小学3年生の学習内容に応用をきかせた場合、こんな問題ができるんだなぁと、親自身が勉強になります。

そしてこの時期の子供の吸収力は本当にすごいものがあります。

たぶん、好奇心が旺盛なのでしょう。

難しい問題であればあるほど、「もっとやりたい!」となってしまうのですが、物足りないぐらいのところでやめさせています。

そうやって、難しい問題はご褒美という位置づけにしているのです。

子供って単純ですから、やれと言われたらやりたくない物も、「これは特別な子供しかやってはいけない問題だ。」とか、「1日1問以上やってはいけない。」と言われたらやりたくなります。笑

まあ、受験をしない以上必要ないのかもしれませんが、ちょっと我が子を試してみたいという気持ちもあります。

うちの場合、小学校低学年のうちは全国模試などを受けさせないという方針でやっています。

この時期の全国で何位という数字は正直あてにならないと思っていますし、それよりも基礎を固める事に重点を置いてきました。

しかし小学校3、4年生になると、そろそろ学習習慣も定着してきますし、その子の資質もなんとなく見えてくるので、そういった事を意識し始めてもいいのかなぁと思っています。

そうなると、学校では扱わない難しい問題に触れて、今の学力に満足するべきではない事を身をもって知ることも、良い刺激になる気がします。


ところで問題集を見ながらふと思ったのですが、

小学生からこんな難しい問題を解いて訓練しているのに、なぜ途中から伸びなくなる子が少なからずいるのだろう…という事。

有名私立中学に入った子が、必ずしもその後の大学受験で成功しているわけではないのはなぜなのでしょう。

中学受験とは無縁だった人が高校あたりでぐんぐん伸びて良い大学に入る場合もあれば、中学受験で誰もが羨むような偏差値の高い学校に合格してもその後失速する場合もあるのですから、

教育環境って何が大切で何が功を奏すのか、正解はひとつではないとつくづく感じます。