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東大生が子供の頃に通っていた習い事

金曜日の昼休みに目に入ったニュースです。

東大生が子供の頃に通っていた習い事(最新版)だそうです。


東大生にピアノ経験者が圧倒的に多い理由 | 学校・受験 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

え?フツー…。

たぶんこの調査を京大でやっても阪大でやっても似たような結果になる気がするのは私だけでしょうか。笑

こういう記事を見ると、じゃあうちもピアノをやらせようって安易に考える親がどうしてもでてきてしまうので、情報リテラシーって大事だな、と思います。

この調査では1位は水泳ですが、東大生は特にピアノ率が高いのだそうですよ。

記事でも言及されていますが、たぶんそれは親の年収と学歴に相関関係があって、偏差値の高い大学に行く子は裕福な家庭出身の子が多いので、

音楽系の習い事をさせる家庭が多いという理由なのでしょう。

楽器を買うのも、月謝もそれなりにかかりますからね。

必ずしもピアノをやったことが東大合格につながったというわけではない気がします。

私自身もピアノを14年間も習っていましたが、同じ教室に通っていた仲間を見ていても、特に成績が良いというわけではありませんでした。

(ただし、ピアノを習っている男の子に関しては平均より成績が良かったかもしれません。)

私は子供たちにもピアノを少しですがやらせてきましたし、まだ教えていない子にもいずれはさせるつもりでいます。

確かに、ピアノを弾くと、頭がシャキッとするような気はするんですよね。個人の感想ですが。

なので私は受験勉強で眠くなった時や飽きてきた時の気分転換としてピアノを弾いていました。

ピアノと脳の活性化を調べた研究も、ある事はあります。

詳細は省きますが、ピアノは左右の指を独立して動かし、それをすると同時に聴覚も刺激するので脳が活性化するらしいです。

しかしこの類の研究の中には方法論が非常に怪しい物も含まれています。

個人的には、脳血流の増加=脳の活性化 であることは納得できますが、脳の活性化=成績優秀が成り立つのかどうか、その効果は持続するのかどうか、という疑問が残ります。

それに普通に考えれば、あの時、気分転換と称してピアノなんて弾く暇があったら、もう少し勉強できたんじゃないか…とも思っています。笑

ただ、東大生の習い事を調べたらこうだった、というだけで、これをやれば東大に入れるわけでは無いので、これをわざわざマネする意味があるのかどうか…(いや、意味ないだろう)と思っています。

小学生の習い事なんて、ちょっとした教養や体力をつけるくらいのオプションであるという気持ちでもいいと思っています。

だって、水泳、ピアノ、英会話、サッカー、書道、体操…って、どれも習い事の定番ばかりじゃないですか?笑

全国各地、どんな田舎だってこれらの教室くらいはあるよっていう。。。

いやむしろこのランキングに出ているものしか無いんじゃないかっていう感じです。

だからこの結果を見たからこれを習わせるっていうのはちょっとナンセンスだと思います。

この結果を、私独自の視点で結論づけるならば、

「東大生は、これといって特別な習い事をしていたわけではない。」

というタイトルをつけたいところです。笑

習ったものがどうこうというよりは、コツコツ続ける事で上達する、継続すれば力がついていくということを経験させる方が効果は大きいのでしょう。

そういう意味ではピアノはレッスンの日だけでなく、毎日のコツコツ練習が必要な習い事の代表かもしれません。


私は子供たちにそろばんを習わせたいとずっと思っていたのですが、実際は習わせていません。

すでに2つ他の習い事をしているのでそんなにたくさんできないという問題もありますし、

要は、計算が速くなってほしいだけで、そろばんをはじけるようになってほしいわけではないので、そこは他の方法で身につけさせようと思っています。

公文も、(これは習い事というより塾ですが)通っているお子さんはみんな小学生くらいまでは優秀ですが、うちは通っていません。

学校で習う内容を先取りしていて、問題演習をたくさんやっているので見かけ上は優秀ですが、公文のプリントを見せてもらった時に、いまひとつ決定打に欠けたというか、「このくらいなら家で別の方法でできそうだな」と思ったからです。

ただ、問題演習をたくさんできて勉強の習慣もつくので、基礎力をつけたい場合や、親が家で勉強をみれない場合などはよいと思います。

あとは、公文の先生は本当に…こう言ってはなんですが、ピンキリでありますね。笑


公立の学校に通っている場合、小学校は本当にお金のかからない時期なので、逆に貯めどきと思って余計な事にお金と時間を使い過ぎず、いずれやってくる高校受験と大学受験に全力投球するのがよいと思っています。

習い事には、それぞれに良い面がありますが、全ての習い事を網羅する事は出来ないので、子供自身がやりたい事と親がやらせたい事の折り合いをつけて選ぶしかありません。

習い事をさせても、どうせ多くの家庭で中学入学と同時にやめてしまいます。

高校に入っても続けている子は本当に稀です。

そんな子供の頃だけの習い事が進路に影響するなんていう発想自体ちょっとおかしいな、と思います。

ただ、習い事を通して一生の趣味ができたり、友達ができたり、体力や忍耐力がついたりする事はその子の財産になるので、そういう目的で習い事をさせる事に関しては大賛成です。