田舎でオール公立でも最高の教育を目指す

地方で子育てをする医学博士夫婦の教育論

天才タイプは危ない

うちの長女はコツコツ努力型ですが、次女はどちらかというと天才肌です。

年少の終わり頃には、立体の展開図を理解し、この展開図を組み立てるとどの立体ができるかということをわかっていました。

教えたことはありません。

おそらくこれの効果です。↓

ピタゴラス ひらめきのプレート

ピタゴラス ひらめきのプレート

あとは同じく年少の終わり頃には割り算の概念を理解していました。

運動神経もよくて足も速いし、自転車を与えたらすぐ乗れるようになったし、

ピアノも一度教えたらすぐに楽譜を読めるようになり、新しい曲も自分で楽譜を読みながら弾き始めるのです。

4人兄弟の2番目で1番放ったらかしで育ててきたのになんでこうなったのか不思議です。

ただ、私はこの子が1番心配だと思っています。

それは、何かに対してじっくり考えて取り組んだ事がないからです。

本人が、なぜ自分ができるのかわからないまま、なんとなくできてしまっているのです。

算数の問題なんか、「どういう風に考えたの?」「どういう手順で解いたの?」と聞いても説明できないんですよね。

でも答えは合っているし、本人も「合っているならいいじゃん。」という感じ…。

そしてたし算ひき算よりもなぜかわり算が得意なのです。

おやつの時も、ご飯の時も、サクッと数を数えて「1人○個ずつだからね!」と完璧な計算をしています。

この子の弱点は、できない事になかなかちゃんと向き合えない事と、できるようになった事にはすぐ興味が無くなる事です。

「これとこれは得意。でもこれは苦手だからやらない。」と言ってみたり、

ひらがなを全部書けるのに、なぜさらにひらがなを練習しなければならないのか、なぜきれいに書く必要があるのか理解できないようで、

「これはもうできるんだからいいでしょ。」と言ったりします。

たぶんこういう子供は生まれ持った才能で、ある程度のところまでは行くかもしれない。

でも重要な局面を突破する強さには欠けるだろうな、と思います。

今のところ、字をきれいに書く練習には拒絶反応…。笑 困ったね。

4人の子供たちはみんな個性的で、私を母親として鍛えてくれます。

1人目の子供をある方法で成功させたからと言って、その方法で全ての子供がうまくいくわけではないのだな、と痛感させられます。


最近次女には、長女の時よりもさらに意識して、結果よりも過程を重視するような言葉をかける事にしています。

例えば通信教材のドラゼミの1ヶ月分を次女は私が目を離した隙に、たった1日、しかも2時間くらいでサラッと終わらせてしまいます。

それは十分すごい事なのですが、それよりも毎日少しずつ継続する事をものすごく褒める事にしました。

ただ、それではどんどんできる次女の気持ちが満足しないので、一方で九九の暗記や歴史の本の読み聞かせなど少し早期教育のようなこともさせています。

新しい事には目をキラキラさせて取り組む反面、反復練習は本当に苦手で、いっその事この天才的なところを伸ばした方がこの子の幸せに近づくのではないかと迷いが生じてしまいます。

いやしかし、私の信条は「努力に勝る天才無し」なのですけどね…。笑

こういうタイプの子供にまさか苦労することになるとは思いませんでしたが、次女の性質もうまく利用しながら「勉強する習慣」を身につけさせたいと思います。