田舎でオール公立でも最高の教育を目指す

地方で子育てをする医学博士夫婦の教育論

不安が強いのは、責任感が強い証

日曜日、夫が救急当直だったので家事と育児はワンオペでした。

我が家は週に最低でも2回は夫が泊まりの仕事なので、ワンオペ育児も慣れたものです。

その夫が昨夜帰って来た時に、

「昨日の救急当直疲れたなぁ。とにかく患者が多くて、下痢の赤ん坊、階段から落ちた子供、熱の子供…軽症の子供がたくさん来て、基本的に元気だから大丈夫なのに、母親が心配し過ぎで、大丈夫って言っても納得しなくて…。」

と、グチグチグチグチうるさいので、

軽く?ブチ切れてやりました。笑


まぁ、正論を言ってしまえば、その程度で救命センターを受診するのは間違っています。

まずは小児救急でんわ相談に電話するか、休日夜間診療所に電話した上で必要があれば受診するとよいと思います。


正論はさておき、そんな新米の母親たちを安心させてあげることすらできないなんて何やってんのよ!と。

あなたはそれでも4人の子を持つ父親か?

1人目の子供の時、下痢が止まらなかったり階段から落ちたりしたら私ですら少しはびびったよ!

育児なんぞ誰も教えてくれないし、何が正常で何が異常かも最初はわからないし、

母親の他に責任を持って子供を守ってくれる人がいないのだから、

1人で全責任を背負っているのだから不安で不安で当然だ。

夜中に病院に連れてくるだけ素晴らしいじゃないの。

母親を100人安心させるまで帰ってくるな!

と、勢いでつい言い放ってしまったので、夫はしばらく帰って来ないかもしれません。笑

(そんなこと言われたって彼は小児科医ではないので無理でしょうけど。)

夫の気持ちも当直医の立場から言えば理解できますし、もっともな意見なのですが、お互いに疲れているとこうなっちゃうことがありますね…。

反省…。


タイトルにも書きましたが、母親の不安が強いのは、責任感が強い証です

そして人は、不安が強いと怒ってしまいます。

だから、私はそんなお母さんたちのこと、エライと思います。

私自身も、よくやっている、エライなぁって思います。

子供の病気だけではなく、勉強のこともそうです。

子供が勉強でつまずいた時やテストの点が悪い時、教えても理解してくれない時、つい不安になってしまいます。

それも、子供の将来を真剣に考えている証拠です。

責任を持って子育てをしている証。本当にエライです。


我が家では、子供たちの教育はほとんど私が行っています。

たぶん、子供たちの成績が振るわなかったり、受験で失敗したら、義両親は心の中で私の責任にすると思います。

よい部分は自分の家系(息子)に似たおかげだと思い、悪い部分は嫁に似たせい、または嫁の教育やしつけが悪いせいになる。

子供が病気になっても、ケガをしても、おとなしくてもやんちゃでも、日本の社会では母親の責任になる。

なんとも都合のいい話ですが、これが世の常であります。

責任を取らない外野は、本当に好き勝手を言いますし、深く考えもしないで思いつきであれこれ提案してきます。

そんな外野の意見は参考程度にして聞き流しておけばいいです。

このブログに書いてあることも、必要ないと思ったら「はいはい、そうですか。」と読み飛ばして下さい。

溢れる情報や、他人との違いに不安になったらひと息ついて、

「私って責任感強いわ〜。」

「こんなに不安になってしまうほど、私は子供の事を考えているんだ。」

と思っていいのです。

考えてみれば仕事で不安になる時も、本当に真剣に向き合っている時ですよね。

私は自分が不安になった時は上記のように自画自賛するか、

どうせ誰も正解を知らないから大丈夫(仕方ない)、と思うことにしています。

逆に、誰かに相談して解決することだったら、電話相談でも病院でも利用すればいいのだと思います。


それから、あまり不安が強すぎるのも害になることがあるので、自分の周りにいる責任感のまるで無い能天気な人も、

時には緩衝材として必要な存在なのだと認めてあげることも必要なのかな、と思います。