田舎でオール公立でも最高の教育を目指す

地方で子育てをする医学博士夫婦の教育論

年中次女、ひらがなを完全マスターしたけれど…

現在4歳半の次女は、ひらがなは完全にマスターし、カタカナもほぼ書けるようになりました。

まだ、「っ」などのつまる音や「ゃ、ゅ、ょ」の表記があやしい時がありますが、それ以外はほとんど読み書きできます。

繰り上がり、繰り下がりの無い計算も、ほぼ正確にできます。

こうなると、車に乗っていても看板などの文字が読めたり、読み聞かせの時間がなくても1人で絵本を読めたり、私にお手紙を書いてくれたりします。

つまり、ただ生きているだけで目に入る物(文字)が全て意味のある情報となって頭の中に入ってくるし、文字を使って自分の気持ちなどをアウトプットできるようになります。

それってとっても楽しいことなんじゃないかなと思います。

仕事で夜遅く帰った時にはこんなお手紙を書いてくれることも…(涙)

(カタカナも書けるのにママがひらがなになっとるけどね。)

こんなの見たら、疲れも吹き飛びますね。

ここまでくると、学習は一気に楽しくなります。

たとえば、おやつのある場所も文字で教えます。

ホワイトボードなどを使って、

「おやつは れいぞうこの 2だんめにゼリーがあります」

と書いたり、

「そろそろ はをみがいて ねるじかんだよ」

と、いつもは口頭指示のところを文字で書いてみたり、工夫の仕方は無限大です。

文字の習得は、次女の場合は長女よりもやや遅いペースで進んでいますが、概ね順調にできています。


が、しかし、ここまで長女と次女の家庭学習をやってきて思うのは、

「無理してこのペースでやる必要はないんじゃない?」ってことです。

これまでやってきたことを完全否定するわけではありません。笑

うちの学習ペースは、保育園の学習ペースと医者の先輩方の子育てを参考にしつつやっているものです。

働くママも、医師家庭の親も、とても教育熱心な方が多いのでこのペースになっていますが、

もし無理強いしないとできない状況なら、無理に勉強させて幼少期に文字を覚えさせても、「百害あって一利なし」です。

このブログを読んで下さる方が、我が家の学習ペースを参考にして下さるのであれば (自意識過剰ですが)

年中でひらがなカタカナ全部書けるところまでは無理してやらなくても良いと思います。

もちろん、自主性と興味関心を育てながらやれるなら早い方がいいですが、

怒ったりしながら無理にやらせなくてはいけないようでは、やらない方がいいです。

小児科で小児発達が専門の先生が言っていましたが、子供は4歳くらいになると、物事の因果関係が理解できるようになるそうです。

つまり、わけのわからない時期に無理をして教えるよりも、ある程度物事が理解できるようになってから教える方がスムーズなのです。

なので逆にここから(年中あたりから) 学習を始めると、少ない労力で短期間で習得できるのではないかと思います。

しかし勘違いして欲しくないのは、

「小学校でどうせ字を習うんだから家でやらなくてもいいよね」

という考え方は、別の意味でやり過ぎだと思います。笑

小学校に入るまでにはひらがなの読み書きをすらすらできるようにした方が絶対に有利です。

田舎の公立だからなのかわかりませんが、学校って矛盾だらけです。

うちの子たちが通っている小学校は、入学前の秋に行われる就学時健診で、ひらがなで自分の名前を書かせます。

別に書けなくてもどうなるわけでもありませんし、書けない子もけっこういますが、とりあえず全員にそれをさせるようです。

それなのに、入学してから授業でひらがなを習う時に、すでに書けると、

「入学前に文字を勉強している子に限って字も汚いし、形も書き順も間違っているし、鉛筆の持ち方も悪い傾向があります。

家庭で間違ったことを教えないでください!

と言われることもあります。

実際うちの長女も、入学して最初の保護者面談で「文末のマルや、ぱぴぷぺぽのマルの書き方が数字のゼロと同じになっています」と注意を受けました。

(マルは下からスタートして右回りに書き、ゼロは上からスタートして左回りに書きます。)

じゃあなぜ就学時健診でわざわざ字を書かせるのでしょう?まるで「入学までに書けるようになってきてね」とでもいうかのように。

そのせいで、健診後に、焦って字を教える親もいるというのに…。笑

でもね、入学したら、割と早い時期に音読も始まるし、どの教科も教科書はひらがなで書いてあるし、子供が自分で読むようなお便りも来るし、

普通に考えてまったくのゼロからスタートすると子供が辛いと思うんですよね。

それに加えて周りには公文などでだいぶ先取りをしている子もいるので、

「自分はできない方なんだ…」と思わせることが勉強へのモチベーションを下げてしまうこともあります。

なので、年中までに全てできる必要は無いと思いますが、

最低限、就学前までにひらがなの読み書きはできた方が良いと思います。

さらにカタカナの読み書きと簡単なたし算ひき算までできれば余裕でスタートできますし、毎日の学習習慣があれば辛いことなどほとんどなく、小学校生活を始められると思います。

(そこまで完成していれば、上位20%でスタートできるのではないでしょうか。)

先生にチクリと嫌味を言われるくらいは我慢しましょう。笑


さて、では今後、我が家の長男と次男にはもっとゆっくりペースで進めるのか?と問われたら…

たぶん我が家は同じペースでやると思います。笑

いちいち矛盾していてすみません。

それは単純に、私自身が楽しくて、子供たちも楽しくやってくれているからです。

そして、長女と次女の経験があるため、幼い子供に文字を教えるのはそんなに難しいことではないとわかったので、どうせなら同じようにやった方が楽だからです。

文字を教えるよりも大変だったのはイスに一定の時間座っている訓練の方ですが、

これもその子の気質によっては必要無い場合も多いのでしょうが、我が家は男も女も元気が良すぎるタイプなので、やってよかったです。


自分がやっておいて、他人に「やらなくてもいいよ」と言うのはおかしいと思われるかもしれません。

しかし、子供の教育で私が重視したいことの1つに、

「自分の人生は自分自身の意志で歩んできた」

と子供に感じてもらうことがあります。

つまり、実際は裏で親がある程度コントロールしていたとしても、子供にはそう感じさせず、

成績にしても、受験にしても、やらされた感は無く、自分の力でつかみ取ったものだと感じて欲しいのです。

それが、これから長い人生での自主性やモチベーションの維持につながると思います。

そういう理由で、「やらされている」と子供が感じるくらいなら、早期教育にこだわらず、就学前までを目安にゆっくりやっても十分間に合うという事を伝えたいのです。

幼少期から小学生頃までは、できる限り自由を謳歌してもらいたいと思います。

高校受験や大学受験などの大事な時期に、小さい頃不自由だった反動で急に自由を謳歌されても困るので…

そういった意味でも、小学校中学年くらいまでは上位20%以内で伸び伸びと泳がせておくのが大切だと思っています。



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