田舎でオール公立でも最高の教育を目指す

地方で子育てをする医学博士夫婦の教育論

現役世代のみなさんに本気で伝えたいこと

ちょっと教育とは関連がないかもしれませんが、今日は本気で書いています。

いや、いつも本気で書いているのですが、今日は仕事を半日休んだのでいつもよりも全力投球で書きます。


唐突ですが、私は、自分が直接関わっていない事に対して文句を言うのはフェアじゃないと思っています。

例えば、PTA役員をやったこともないのに運営に文句を言ったり、

投票にも行かないのに政治批判したり、

家事をしていないのに、家が散らかっていると文句を言ったり、

「早く結婚しろ」とか「子供を産まないのか」とか言うのもそう。

責任のない外野のくせに、あーだこーだ言う人のことは、基本信用しません。

何かを変えたければ、自分がその中にまず入っていって、関わって、当事者として動く。

これが何かを批判したりする場合の基本ルールだと思っているので、毎年PTA役員に立候補したりしているわけです。

残念なことに、政治家になる器ではないし、本業が忙しくてそれはできませんが、地方行政にも可能な限り関わっていこうと考えています。

そしてこの度、そんな念願叶って、

「〇〇県の少子化と子育てと介護を考える会」
(仮名)

の協議委員に立候補し、無事に採用されました。

要するに、地方自治体が政策を考える時に、一般市民の声を反映させるための会議が存在し、そこで意見を述べる権利を得たわけです。

それで今日はその第1回目の会議に出席してきました。(仕事は午後半休を取りました。)

そのことを今日は本気で書きます。



まず会場に到着した瞬間、とっても嫌な予感がしました。

だって20名近くいる委員がほとんど、

年寄りばっかりやんけ!

少子化と子育てと介護の話をするのに、見た感じ60〜70代の、もうすぐ介護が必要になるような人たちばっかりなのです。

あとは、自営業のおっちゃんと専業主婦。

そこで私はハッとしました。

こんな平日の昼間に会議に出て来れるような人に、現役の労働者がいるわけないんです。

つまり、これからの日本や地域を支えていく上で、本当に必要な人たちが存在しない会議なのです。

このメンツで話し合いをしたところで、有益な意見が出るのだろうか…

そんな不安を抱えつつ、私は席に着きました。

会議は役所の人たちの司会進行で進められました。

地方自治体の施策と言えども、基本は国の方針に従うことになるので、

保育士の待遇改善の話や、3世帯同居の推進、父親の育休、婚活支援など、国の政策を軸にして各自治体でどういった取り組みをしていくかというようなことが話題になりました。

とくに活発な議論がされたのは、「3世帯同居の推進」と、「婚活支援」についてでした。

これを聞いて、勘のいい人はお分かりかと思います。

「3世帯同居の推進」と「婚活支援」と言えば、

まさに60〜70代の関心事なのです。

娘や息子がまだ結婚していなくて困ってるから、自治体主体の婚活パーティーや、親同士の婚活パーティーを開いて欲しい、とか、

家事育児をジジババが手伝うから、2世帯住宅の建設費用に補助金を出して(増やして)欲しい、とか。

おいおいおい、ちょっと待ったぁ〜!

家事育児なんて手伝う気あります?

現代のジジババは、孫よりも自分の人生の方が大事なので、昔のお年寄りのように家族に献身的に尽くしたりしませんよ。

ピンと来ない方は、「孫原病」「孫ブルー」「子や孫に縛られない生き方」等のワードで検索してみて下さい。

シニアの間で流行っているようですから。笑

つまり、孫の面倒はあまり見たくないけれど、老後が心配、孤独死が心配、だから同居や近居をしたい。

それを子育て支援や少子化対策と無理に結びつけて補助金もらおうっていうね…。

それって少子化対策になります?

私なら同居のストレスで、逆に子育てする意欲無くなるけどな。。。


この会議で私が発言した内容は以下の通りです。

①結婚したくない(できない)若者を無理やりくっつけて子供を産ませるよりも、子供が欲しくて不妊治療をしている夫婦への支援を拡充することが少子化対策につながるのではないか。

②病児保育や家事支援を行っている業者を支援して、その取り組みを拡大し、共働き家庭を支えること。それが家庭の経済的な安定と、雇用の拡大と、子育て支援につながるのではないか。

③3世帯同居もいいが、県外からの移住者で祖父母に頼れない人たちが置き去りになる政策だ。同居して幸せになれる人は実は少なく、親世帯、子世帯の我慢の上に成り立つ政策になってしまう。祖父母に頼らない生き方の支援も必要ではないか。

④道路やハコモノを作る予算を、公教育の充実の方に充てられないか。教育に不安要素がある自治体は、子育てに力を入れているとは言えないのではないか。「子育て支援」は、出産と育児だけでなく教育も含まれるのではないか。


①は、言った瞬間に斜め向かいに座っていた婆さんに睨まれました。笑
息子が独身なので婚活パーティー推しの人です。

②は、委員の誰一人としてピンと来ない話のようでした。そーですか、やれやれ…。

③は、大ブーイングと失笑に近いものがありました。

④は、役所の方から、「そこは管轄外なので…」と。そうだよね、役所ってそういうところでした。管轄外は完全無視だよね。私が間違ってました。あはは。


会議に出てみて感じたのは、

「みんな自分のことしか考えていない」ということです。

私だって、自分に都合の良い政策ができたら嬉しいですからね。当たり前かもしれません。

それに、どんな人が会議に出ようと、結局は国の方針に従って役所の人が施策を作るので、それなりのものが出来上がります。

でも現役世代のみなさん、私は、この国は高齢者に乗っ取られている状態にある気がしてなりません。

団塊の世代がいなくなったら、日本は抜け殻になるんじゃないかって思います。

高齢者と役人だけで政策が作られていて、肝心の、現在日本を支えている現役労働者の意見がさっぱり反映されていない気がするのです。

しかも、この会議のレベルの低さよ…。

現役で活躍しているみなさんなら、もう少し説得力があって、地方公務員なんぞ唸らせるような上手なプレゼンができると思うのですが、

終始、「こんなのあったら良いんじゃなぁ〜い?」って雰囲気の、現実味の無い、年寄りの世間話のような話し合いでした。笑


私は、この会議を、現役世代のみなさんと一緒にしたかったです。

でも平日の昼間に出て来れる人なんて、ロクな人じゃないか、逆にすごい人かのどっちかだということも理解しています。

できたら、会社なんて1日くらい休みを取ってでも、こっちの会議の方に出て欲しいです。

どうせ、今の会社なんて個人を確実に守ってくれるものでもないし、そこまで忠誠を尽くす必要ないんじゃないですか?

それより、こういった会議に出てみませんか?

たぶん、選挙の投票に行くだけでは、我々の声は全く行政には届きません。届いていません。

「日本死ね」くらいの過激な言葉で闘わないと絶対に届きません。

私はこの会議で、そんな現実を垣間見たような気がします。

もう少し当事者意識を持って、行政に関わっていける現役世代が増えて欲しいなと思います。


しか〜し!!

ここで残念なお知らせがあります。

こういった会議の委員はですね、一応公募なのですが、委員の選出は公平で無いような気がします。

私はたまたま事業の準備をしていく中で知り合った方に委員の方がいたので、

「何それ!?そんなのあるの?全然知らなかったんだけど!!」

「おいコラ!その委員とやらに、私を推薦しなさい!さもないと…ウギャー!!」

って感じで、軽く脅し、笑

役所の担当者とまず知り合いになってから、

次の募集の時に応募して、やっとなれました。

まずこの辺の「人脈ありき」な仕組みをなんとかしなければと思います。

あ、ちなみにこの委員をやると、僅かですが報酬がもらえるそうです。

だから会社を有給休暇取って、さらにその僅かな報酬をもらうつもりで、みなさんの意見を行政に届けてみませんか。

たぶんどこの自治体にも、こういう会議はあるのではないかと思います。

あー、なんだか今日はこの低レベル会議のせいでどっと疲れました。

半休を取っていたのですが、一応会議の後にチラっと職場に戻ると、

今度は60代後半の女性が外来で暴れていたという話を聞かされました。

なんでも、

腫瘍の疑いで組織検査をしたら、腫瘍では無いという結果が出た。

なんでもない健康な身体を傷つけたのだから、業務上過失致傷??か何かの罪で訴えると…。

なんかもう…この国の大人が理解できなくなります。

この世代の人がみんな悪いとは言いません。

でも、現役世代の人は我慢し過ぎだと思います。

育児も介護も、税金や年金も、これだけ重い負担を押し付けられて黙っているなんておかしいと思います。

黙々と働くだけではなく、たまには大声で叫びましょう。

30〜50代くらいが、もっと主導権を握って良いのではないでしょうか。



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