田舎でオール公立でも最高の教育を目指す

地方で子育てをする医学博士夫婦の教育論

運をつかみ取るのが実力

はぁ〜また月曜日がやってきました。苦笑

教授回診があるっていうからすごく早く出勤したのに、無いってさ〜。

まぁ、おかげで思いがけず自分の時間を作り出せました。


今日は、ずーっと前に書いた記事を置いていきます。ではまた、そのうち。

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最近、こんな本を読みました。

運と実力の間 不完全情報ゲームの制し方

運と実力の間 不完全情報ゲームの制し方

筆者は、北海道の旭川東高校→東大卒→ポーカーの世界チャンピオン。

北海道の進学校といえば、札幌北と札幌南くらいしかパッと浮かびませんが、(同級生と先輩に1人ずついるので) 旭川東は道北のトップ校(当時)なのだそうです。

トップ校とはいっても、ちょっと調べてみたらそれほど偏差値が高い学校ではないようですが、

筆者は冒頭で、「自分の母校は東大ではなく旭川東」と述べているので、きっと素晴らしい学校なのだろうと思います。

そこから東大に入り、なぜかゲームの世界には入り、ポーカーの世界チャンピオンになったのです。

内容に関しては好き嫌いが分かれると思いますし、ほとんどがポーカーの話なのでポーカーに興味がなければちょっと読めない本だと思います。笑

私は時々、こういった何かを極めた人が書いた本を、ジャンルを問わず読むようにしています。

共感できる、できないに関わらず、その人が頂点に君臨する理由が何かしら見えることがあるからです。

以下は、本の内容を踏まえた私自身の意見です。



どんな分野でも一流になる人には共通点があるのだな、と思います。

1. 競争や勝負が好きであること

2. 高い集中力と観察力、そして忍耐力があること

3. 敗因(勝因)を緻密に徹底的に分析すること

4. 冷静さを保ち、感情に振り回されない判断ができること

1.と2.は、程度の差はあれ比較的そう難しくなく身につけられると思うのですが、3.と4.は本当に一流の人しかできません。

これらを併せ持った人だけが、どんな世界でも成功するのだなと改めて感じました。

人生もゲームも実力だけではなく運が支配している部分が大きいけれど、

その運をつかみ取るためには磨きあげた実力が必要だという、

一見当たり前ですがなかなか実行できないことが、筆者の経験をもとに書かれています。

私が1番共感した部分は、

上達の為には「仮説→実践→検証」がワンセットであると説いている部分です。

私も理系なのでこの考え方は非常に納得できます。

上記の3. と4. にも関わる部分ですね。

上からな物言いに聞こえるかもしれませんが、物事を適当に実践して、やりっ放しの人が多いです。

私も昔はそうでした。

PDCAサイクルが回っていないと言った方がわかりやすいでしょうか。(逆にわかりにくかったらスミマセン)

勉強でもスポーツでも、ある方法を試してみてやりっ放し。

なんとなく良さそうだから続ける、とか、なんとなく効果がなさそうだから止める、とか、

感情的になって、もう嫌だ、自分には合わないから止める、とか、

それって客観的な分析をせずに、自分の都合や感情にもっともらしい理由をつけているだけなんですよね。

でもある時、人生で大切な目的に向かって努力をしている最中に、そんな適当な判断を下して良いはずがない、と思いました。

まぁ、そう言うのは簡単ですが、検証や分析というのは「自分の主観」を徹底的に排除しなければならない上に、

記録して何らかの形で比較しなければいけませんから、もう考えるだけで面倒なのですよね。わかります、わかります。笑

けれど大きな変化というものは、小さな変化の積み重ねである場合が多いです。

小さな変化を検出できなければ、それを繰り返して大きな変化を起こすチャンスを逃してしまう事になるのですから、もったいないです。

勝負というのは、

「うぉりゃー!!やったるでー!」

という気合いだけで挑むものではないと私は思います。

目標設定とそれに向けた計画と実践と検証と修正と…の繰り返しを、どれだけ感情を入れずに淡々とこなせるか、という事が勝敗を分けると思います。

それがたとえ、ポーカーや仕事や人生のような不完全情報ゲーム(相手がどんな手札を持っているのか分からない、運任せなゲーム)であったとしてもです。

感情というのは一時的なホルモンや神経回路、神経伝達物質に支配されているわけですから、そんなものに自分の大切な未来や勝負の行く末を託したりしないことです。

もう嫌だ、つらい、やめたい…

そんな気持ちになった時には、「この気持ちは私の中の化学物質による反応なのだから、せいぜい数秒〜数分しか続かない」

「それよりも、今目の前にある課題を昨日と同じようにこなすだけだ」と自分に言い聞かせます。

もし、どうしても「嫌だ」という感情が邪魔をしてうまく行かないのならば、

その感情が起こらないように修正すれば良いと思います。

運をつかみ取るのも実力のうちであり、

実力をつけるのは日々の鍛錬であり、

日々の鍛錬は、ルールを決めたら感情を挟まずに淡々と機械的にやり、

その成果を冷静に分析して修正し次の行動を決めていく事が、どの分野でも大切なのだと思います。


受験勉強に限って言えば、何が1番効率が良くて期待値が高い方法かという事を冷静に考え、計画を立て、まずは実行します。

実行する時はアレコレと考えずに行い、分析の時間は後で別に取ります。

計画を立てる時に必ず考える事は、

ゴール、期間、ツールやリソースだけでなく、

①自分ってどういう性格で、どんな事が得意で、どんな状況で挫折しやすいのか

②自分ってどういう学習方法がより理解が深まるのか

という、自分の特性に対する対処法をたくさん盛り込む事が大切だと思います。

私自身に当てはめると、

①最終的に自分のためになるならば、多少恥をかいても構わない。
短時間で集中して取り組むのが得意。体が疲れているとすぐ挫折する。文具、チョコレート好き。

②先生(先輩)から直接教わるのが1番理解できる。

という感じです。

ですから私が受験生の時は、授業の予習はその日の朝に、必要最低限の事だけ行っていました。

指名されて答えられずに恥をかいても、最終的に理解できればいいという性格でしたから。笑

しかし、授業後や放課後の質問タイムだけは何よりも最優先して、先生を捕まえてわからないところを直接聞いていました。

1人で悶々と何時間も考えるよりも、解説を聞いてスッキリするのならその方がいいですからね。

わかる人に聞く、正しく教えてくれる人に聞くのが私にとっては1番の近道であり、期待値の高い方法です。

ですから多少自分の時間が犠牲になったとしても、友達と一緒に帰る電車を逃すとしても、先生に直接教わる時間を最優先にしていましたし、

大人になった今でも、わからないことがあったら、身近な友人から怪しい情報収集をするのではなく、専門家や当事者(1番詳しいと思われる人)に直接聞くようにしています。

問題集に取り組む時は、途中で挫折しないように1ページ終わるごとにチョコレートを1つ食べる、1冊終わったら文房具を買い換える、などの自分へのご褒美も設定していました。


勉強もスポーツも仕事も家事も一緒ですが、いちいち感情を挟んだら負けます。笑

自分自身や物事を客観的に冷めた目で見る事は、ある程度訓練をすると誰でもできるようになるそうです。


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