田舎でオール公立でも最高の教育を目指す

地方で子育てをする医学博士夫婦の教育論

楽しい勉強とツライ勉強

唐突ですが、

「うちの子最近、勉強を頑張っているわ〜」

って思う時って、どんな状況の時ですか?

たぶんですけど、

机に向かって、真剣な顔で問題を解いていたり、

鉛筆でノートにたくさん書いていたり、

頭を抱えて悩みながら参考書を読んでいる時ではないでしょうか?

親というのは非常に勝手な生き物で、

子供が苦しい顔や真剣な顔をして頑張っている姿が大好きなのですよね。

たとえば、家の前で友人たちとバスケットボールをして延々遊んでいたら、

「遊んでばっかり…」とため息をつきたくなるのに、

部活の試合で一生懸命バスケットボールをする姿は応援したくなる。

公園を走り回る姿はこれまた「遊んでばっかり…」と思うのに、

マラソン大会は応援したくなる。

やっていることは同じなのにね。笑

漢字が得意で漢字の勉強ばかりする子供を見ると、漢字ドリルを取り上げて算数ドリルを与えたくなる。笑

たぶん、こういう親は私だけではないと思います。

少し前の事ですが、私は私の中にある大きな矛盾に気がついてしまいました。

うちの長女が一時期ルービックキューブ にはまっていたのです。

初めは全くできなくて、説明書を見ながら、唸りながら、時には泣きながらやっていました。

その姿を私は微笑ましく見ていました。

「ゲームなんかするよりこっちの方がいいわぁ」という気持ちで。

そして長女が初めて6面揃えられるようになった時には本当に感動しました。

しかし、それでもルービックキューブ 熱は収まらず、

6面揃えるタイムが2分を切り、1分を切り、ついに30秒台のタイムが出るようになると、

世界チャンピオンや小学生チャンピオンのタイムなどを意識し始め、

寝ても覚めてもルービックキューブ !になってしまったのです。

これは、本当はすごいことなのです。

世界でルービックキューブ を6面揃えるところまでやる人は約5%らしいので、残りの95%は途中で諦めるそうです。

その5%に入っただけでなく、小学生で1分を切るってすごいことなのです。

でも、毎日毎日ルービックキューブ ばかりしているわが子を見て、私は不安になってしまいました。

「そればっかりやってないで、やること(勉強)やったら?」

と言いたくなりました。

途中までは、あんなに応援していたのに…笑

子供が苦しそうに頑張っている姿を見ると安心して、楽しそうにしていると不安になる親は、実はけっこう多いと思います。

最近の教育論で、2極化しているなぁと思うのは、

「好きなことを見つけて一生懸命やりなさい」

という、好きこそものの上手なれ理論と、

「習慣化してコツコツ努力しなさい」

という、苦手克服理論があって、

いったいどっちを信じたらいいのよ?という状況になっていますよね。

私は、この両者って、結局同じことを言っているような気がします。

結局、面白いことや、好きなことっていうのは、

「できるから面白くなる」んです。

そして、一生懸命やれば、どんなことでも面白くなる。

私は小さい頃からゲームに興味がありませんでした。

それは、ゲームを買ってもらえなかったというのもありますが、

自分のお金でゲームが買えるようになる頃には、完全に乗り遅れていて、

友人たちに全然太刀打ちできないレベルだったからだと思います。

ゲームも勉強も遊びもスポーツも、ある壁を越えてからが俄然面白くなります。

でも、面白いと思えるレベルになるまでには努力で乗り越えないといけない壁があるのだと思います。

「好きなことだけやって伸ばせ」とは、堀江貴文さんがよく言っていますが、

あの方は東大に合格するベースの学力を持ち、一から事業を立ち上げたコツコツ努力型の人です。

おそらく、5教科の勉強で致命的な苦手科目はもともと無いでしょう。

いろんなことにチャレンジし、失敗しながら好きな事を見つけた人の言葉であることを、忘れてはいけません。笑


とはいえ、このルービックキューブ の一件で、私は親としての一貫性の無さに気がつき、その態度を反省しました。

長女は自分の力で難問に挑戦して克服し、

もっと高いレベルを目指して努力しています。

「そんなことでトップを目指さなくても…」という気持ちが無いと言ったらウソになりますが、ひとまずそれは置いておき、

「好きなことに打ち込む」という貴重な経験を応援してあげたいなと思います。

親ですから、本当は子供の苦しい顔を見たいのではなく、楽しい顔が見たいはず。

苦しい顔をして頑張っていると安心するのは、

「勉強や努力は辛く苦しいものであるべきだ」という、親の先入観が強いからだと思います。

楽しそうにしていると、頑張っているように見えないし、成長しているように見えなくなってしまうのです。

しかし、ある程度のケジメは必要ですが、楽しそうに努力したっていい。

勉強は楽しいものであってもいい。

楽しんでやれることは素晴らしいこと。

その気持ちを忘れてはいけないと思いました。

ちなみに、ルービックキューブ をやって、勉強に良い効果もありました。

こういう問題が難なく解けるようになったのです。↓↓↓

本当にその効果かわかりませんが、そう思うことにします。笑



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